「ギリシャ旅行ガイド」トップ > ギリシャの名所 > パルテノン神殿彫刻群の返還を英国に要求
パルテノン神殿彫刻群の返還を英国に要求
2008年にアクロポリス博物館のすぐ近くに、新しい新博物館が完成しました。アクロポリス新博物館は総工費1億3千万ユーロ(約210億円)、展示面積は1万4千平方メートルにもおよび、旧博物館の10倍以上の広さになります。開館に向けては、1年以上かけて作品の移送が進められました。
そのなかで、パルテノン神殿彫刻群も順次新館への移送作業が進められましたが、ここで問題になっているのがギリシャから英国へ持ち出され大英博物館の通称にもなっている彫刻群の一部である「エルギン・マーブルズ(大理石)」です。
1801年に当時の駐イスタンブール英国大使であったエルギン卿が、ギリシャを支配したオスマン・トルコのスルタンから調査・発掘の許可を得て、ギリシャのパルテノン神殿から数年がかりで英国に持ち出しました。
彫刻群は1816年英国議会が買い取り、大英博物館に展示されています。神殿の破風彫刻像と周囲の柱の上の壁に掘り込まれた浮き彫りのうち、現存するものの半数を大英博物館が所蔵していおり、年間500万人が無料で彫刻を鑑賞しています。
ギリシャのアクロポリス新館完成で、ギリシャ側は「古代アクロポリスのすべてをみせることができる」と、これらの大英博物館が所蔵している彫刻の返還を求めています。新館の最上階4階ホールはパルテノン神殿の彫刻群専用にしようとする計画です。設計は神殿と同じ構造で、周囲160メートルの内壁に王子を再現します。大英博物館が所蔵している彫刻は、レプリカを展示して色を分けることで本物でないことを示します。
「エルギン卿の行為はギリシャの遺跡保存能力の低さから彫刻群を後の破壊・風化から守ることになった」とし遺跡の「国際的な公共性」を主張する大英博物館側と、「人類の文化遺産であるパルテノン彫刻群は同じ場所で示さなくてはならない」とするギリシャ側の意見が対立しています。
そのなかで、パルテノン神殿彫刻群も順次新館への移送作業が進められましたが、ここで問題になっているのがギリシャから英国へ持ち出され大英博物館の通称にもなっている彫刻群の一部である「エルギン・マーブルズ(大理石)」です。
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1801年に当時の駐イスタンブール英国大使であったエルギン卿が、ギリシャを支配したオスマン・トルコのスルタンから調査・発掘の許可を得て、ギリシャのパルテノン神殿から数年がかりで英国に持ち出しました。
彫刻群は1816年英国議会が買い取り、大英博物館に展示されています。神殿の破風彫刻像と周囲の柱の上の壁に掘り込まれた浮き彫りのうち、現存するものの半数を大英博物館が所蔵していおり、年間500万人が無料で彫刻を鑑賞しています。
ギリシャのアクロポリス新館完成で、ギリシャ側は「古代アクロポリスのすべてをみせることができる」と、これらの大英博物館が所蔵している彫刻の返還を求めています。新館の最上階4階ホールはパルテノン神殿の彫刻群専用にしようとする計画です。設計は神殿と同じ構造で、周囲160メートルの内壁に王子を再現します。大英博物館が所蔵している彫刻は、レプリカを展示して色を分けることで本物でないことを示します。
「エルギン卿の行為はギリシャの遺跡保存能力の低さから彫刻群を後の破壊・風化から守ることになった」とし遺跡の「国際的な公共性」を主張する大英博物館側と、「人類の文化遺産であるパルテノン彫刻群は同じ場所で示さなくてはならない」とするギリシャ側の意見が対立しています。
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